ご縁を頂きまして、去る2018年3月2、5日の両日、熊本県立高等技術専門校にて「LAN工事に係る設計・施工技術の基礎に関する授業」の講師を行なってきました。
生徒は電気配管システム科の1年生(12名)。既に第一種電気工事士に合格している将来有望な学生もおり、授業をするのはとても緊張しました。
しかし、弊社担当講師も負けてはおらず(何に?)、学校教員免許所持者を含め、ネットワーク業界経験者も引き連れて伺って来ました。
2日間、14時間の講習で、ネットワークの基礎座学からLAN配線実技、光工事もカリキュラムに追加し、実際に光の整線作業まで経験していただきました。
一般的な電気配線は勉強で触っているものの、LANケーブルや光ファイバーになるとさらに小さな線になり、被覆を剥く作業から異なります。
短い時間にも関わらず、手際よくLAN配線やコネクタ作成、光ファイバーの被覆向きから整線作業まで行うことが出来ました。
通信部 今井 光ファイバーケーブル被覆剥き実演 光ファイバー整線作業
将来へのきっかけとして経験したことを覚えておいていただければ嬉しいと思います。
将来、どんな職に就くのであれ、「どんな経験も無駄になることは無く、全て自分の人生の糧になる」ということを伝えたかったのですが、うまく伝わったかはわかりません。
今回の研修で講師を勤めさせていただき、自分に足りないところが色々わかったのと同時に、自分よりも下の世代に何を伝えられるかを考えるきっかけが生まれました。
また次年度、チャンスがありましたら私達もレベルアップした講師として教壇に立たせて頂きたいと思います。
このような貴重な機会を与えて下さった熊本県立高等技術専門校 電気配管システム科 村田先生を始め、お世話になりました皆様には御礼申し上げます。電気配管システム科の皆さんの今後の活躍を祈念しております。
LANケーブル製作実習